愛犬をアメリカンケネルクラブ(AKC)に登録する方法には、いくつかの選択肢があります。まずは、ブリーダーに連絡し、愛犬のAKC登録書類を入手できるか確認することをお勧めします。
AKCは、国内の一部の犬登録機関からの登録を受け付けています。米国で生まれ、下記に記載されている国内登録機関のいずれかに個別に登録されている犬は、AKCへの登録資格がある可能性があります。国内登録機関発行の3世代の血統書をAKC登録申請書に添付する必要があります。
フィールドドッグスタッドブック (Field Dog Stud Book): アイリッシュセッターを除く、AKC登録可能なすべてのスポーティング犬種が含まれます。
インターナショナルフォックスハンターズスタッドブック (International Foxhunters’ Stud Book – IFB):
マスターズオブフォックスハウンズアソシエーション (Masters of Foxhounds Association – MFA):
ナショナルビーグルクラブオブアメリカ (National Beagle Club of America – NBC):
ナショナルグレイハウンドアソシエーション (National Greyhound Association – NGA):
ソサエティフォザパーペチュエーションオブザデザートブレッドサルキ (Society for the Perpetuation of the Desert Bred Saluki):
AKCが認めていない国内登録機関からの書類を持つ犬の場合、AKCには新しいプログラムがあり、AKC未登録犬の血統を調査し、AKC登録可能な血統に由来する犬かどうかを判断します。
愛犬がAKC登録の資格を満たしているかどうかを確認するには、愛犬の血統書のコピー、登録申請書、および/または他の登録機関からの登録証明書をAKCに提出する必要があります。ブリーダーが提供する書類、例えば契約書や販売領収書なども提出できます。血統書にAKC血統の中断がなく、血統書の犬がAKC登録可能な血統に由来している場合、犬は登録資格がある可能性があります。
犬が登録資格を満たしていると見なされた場合、AKC職員は、必要な料金を受け取った後、犬を登録します。書類を提出する際は、氏名と電話番号を必ず明記してください。書類は、FAX、Eメール、またはAKCの住所への郵送のいずれかの方法で提出できます。
愛犬がすでに避妊または去勢手術を受けており、AKCコンパニオンイベント（オビディエンス、ラリー、アジリティ、トラッキング）またはパフォーマンスイベント（ハンティングテスト、ハーディング、ルアーコーシング、アースドッグなど）に参加させたい場合は、PAL/ILP番号の取得を検討することができます。
純血種代替リスト/無期限掲載権（PAL/ILP）は、登録資格のない犬でも、AKC登録可能な犬種のメンバーとして識別できる犬が、特定のAKCイベントに参加できるように設計されています。純血種の犬が登録資格を満たさない理由、または飼い主が犬の登録ではなくPAL/ILP登録を選択する理由はいくつかあります。一般的な理由としては、保護施設や動物保護施設からの犬、飼い主がブリーダーから書類を受け取らなかった、書類が不完全、飼い主が延滞料を支払いたくない、AKC登録資格のない他の機関に犬が登録されているなどが挙げられます。
このプログラムに登録するには、犬は避妊または去勢手術を受けている必要があります。PAL/ILP番号は、代替登録の形式ではありません。設立ストックサービス（FSS）に登録されている他のいくつかの品種も、コンパニオンイベントとパフォーマンスイベントの資格があります。このプログラムへの登録は簡単です。純血種代替リスト/無期限掲載権プログラムの参加申請書は、AKCのウェブサイトからダウンロードできます。PAL/ILPプログラムに登録すると、AKCイベントへの参加は、登録済みの犬と同じくらい簡単です。唯一の違いは、AKC登録番号の代わりに、登録用紙に犬のPAL/ILP番号を記載することです。あなたと愛犬にとってのメリットは無限大です。コンパニオンイベント＆パフォーマンスイベントでの競技は、楽しくやりがいがあるだけでなく、犬と飼い主の絆を強めるトレーニングであることが証明されています。
